インフラSEのぼちぼち備忘録

非登録セキスぺの情シスがMicrosoft関連技術(Azure、Windows、Exchange、SystemCenter、SQL、Powershell)を中心とした備忘録を残していきます。圧倒的にインフラよりです。たまにネットワークのことも書きます。※本アカウントの発信内容、その他は所属する組織の見解ではありません。

Azure Service Fabricを試そう その4 CloudShellからサンプルアプリをデプロイ(RHEL7.3)

今回は以下の公式ドキュメントをアレンジしつつ サンプルアプリをSFCにデプロイしていきます 。

docs.microsoft.com

公式ブログではAzureCLIをインストールすることが前提になっていますが、せっかくなのでCloud Shellを使えばもっと気軽に試せます。

  • CloudShellにクラスタ証明書を準備しSFCに接続する
  • GitHubからアプリを入手しデプロイする
  • 動作を確認する

CloudShellにクラスタ証明書を準備する

クラウドシェルを選択 f:id:kurone810:20180407010910p:plain

アップロードはGUIから操作できる f:id:kurone810:20180407005427p:plain

ls コマンドで 既定のClouddriveと追加された証明書を確認 f:id:kurone810:20180407011047p:plain

pfx形式をpemに交換します。 f:id:kurone810:20180407011727p:plain

成功したらメッセージが出ます。 f:id:kurone810:20180407011921p:plain

再度lsで確認するとpemが増えています。 f:id:kurone810:20180407012055p:plain

sfctl cluster select --endpoint https://kuronerhel.westus.cloudapp.azure.com:19080 --pem sfcRHEL.pem --no-verify

接続ができていればsfctl node listなどで情報取得が可能です。

f:id:kurone810:20180407013558p:plain

f:id:kurone810:20180407013701p:plain

GitHubからアプリを入手しデプロイする

Git Cloneを確認します。 f:id:kurone810:20180407012649p:plain

git clone https://github.com/Azure-Samples/service-fabric-containers.git

証明書をインストーラと同様のディレクトリに配置します。 f:id:kurone810:20180407014237p:plain

cd service-fabric-containers/Linux/container-tutorial/Voting/

f:id:kurone810:20180407014534p:plain

./install

f:id:kurone810:20180407014815p:plain

アプリケーションがデプロイできました。

動作を確認する

Service Fabric Explorer を確認すると、APPLICATIONのカウント1となったことが確認できます。 f:id:kurone810:20180407014925p:plain

2層構造のWebアプリですが、

サービスは2ノードタイプ(PRIME・FRONT)のうち、FRONTで動作していることがわかります。 f:id:kurone810:20180407015830p:plain

FRONTのロードバランサに割り当てられたパブリックIPにブラウザからhttpでアクセスすると、Votingアプリで遊べます。

f:id:kurone810:20180407020044p:plain

以上です。

RHEL7.3でも問題なくLinuxのサンプルアプリで遊べそうです。

いったんここで一区切りとなります。

次は気が向いたらサンプルアプリのマニフェストファイルをいじってみようかな?