インフラSEのぼちぼち備忘録

非登録セキスぺの情シスがMicrosoft関連技術(Azure、Windows、Exchange、SystemCenter、SQL、Powershell)を中心とした備忘録を残していきます。圧倒的にインフラよりです。たまにネットワークのことも書きます。※本アカウントの発信内容、その他は所属する組織の見解ではありません。

クライアントHyper-V上とvyOSでネットワーク検証する その2

タイトルの通り前回ったvyOSのネットワークで動的ルーティングで遊んでみようと思います。

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仮想ディスクへのインストール

何はともあれ、Hyper-V マネージャーより対象のvyOSが正常に起動していることを確認。
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最初の操作としてはISOメディアからブートしている状態なのでID,Passともvyosでログインし、
仮想ハードディスクにインストールする必要があります。

コマンドは

install system

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ISO DVDのマウント解除

パーティションやらパスワードの設定が聞かれますので進んでいき、インストールを4台にインストールが完了したら、ISOのDVDのマウントを外しておきます。

こういう手間なのはPoweShellで自動化しておくと便利!

VMの停止とISOのアンマウント

Get-VM | Where-Object {$_.Name -like "vy*" -and $_.Name -ne "vyOS_template"} | Stop-VM
Get-VM | Where-Object {$_.Name -like "vy*" -and $_.Name -ne "vyOS_template"} 

Remove-VMDvdDrive "vyOS_LAN1" -ControllerNumber 1 -ControllerLocation 0
Remove-VMDvdDrive "vyOS_LAN2" -ControllerNumber 1 -ControllerLocation 0
Remove-VMDvdDrive "vyOS_DC3" -ControllerNumber 1 -ControllerLocation 0
Remove-VMDvdDrive "vyOS_DC4"-ControllerNumber 1 -ControllerLocation 0

VMの起動

Get-VM | Where-Object {$_.Name -like "vy*" -and $_.Name -ne "vyOS_template"} | Start-VM
Get-VM | Where-Object {$_.Name -like "vy*" -and $_.Name -ne "vyOS_template"}


再度VMを起動後にインストール時に設定したパスワードでログイン出来たら成功!
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show interfaces

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ちゃんとインターフェースが2つ設定されています。

IPとSSHの設定

Hyper-Vマネージャーから操作するのも面倒なので
最低限のIPを割り振ってSSHを有効化したい。

で、ホストコンピューターからアクセスするためには
ホストコンピューター側から仮想スイッチにアクセスするためには、こちらも同セグメントでIPを設定しないと。こっちはPowerShellで簡単にできそう。

とりあえず、vyOS側を設定。

設定モードへ

conf

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IPは一例ですが~。

set interfaces ethernet eth0 address 192.168.10.251/24
set interfaces ethernet eth1 address 10.0.1.1/24

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設定出来たら

commit
save

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次はホスト側へのIP採番。

New-NetIPAddress -InterfaceAlias "vEthernet (内部-WAN-1)" -IPAddress "10.0.1.100" -PrefixLength "24"
New-NetIPAddress -InterfaceAlias "vEthernet (内部-WAN-2)" -IPAddress "10.0.2.100" -PrefixLength "24"
Get-NetAdapter | Where-Object {$_.Name -like "*vEthernet*"}


できたらホストPC側のcmdからPingが通るようになる。
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SSHを有効化して、設定の有効化と保存。

set service ssh

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できましたよ!
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